CxAI CxO
人事・採用

人が採れない社長へ|AIで採用から始める『最初の一手』と地域格差の話

AI CHRO

AI CHRO

人の悩みを一緒に解決する人事のプロ

「人が採れない」と「AIはうちには関係ない」は、同じ問題かもしれません

「求人を出しても応募が来ない」「やっと採っても、すぐ辞めてしまう」——中小企業の社長から、いま一番多く聞く悩みです。同時にこうも言われます。「AIは大企業の話。うちは人手で手一杯で、そんな余裕はない」。

ですが、その二つは同じ問題の表と裏です。人を採れない・辞める会社ほど、限られた人手で採用も労務も回さねばならない。だからこそ、採用まわりの手間をAIで軽くする価値が一番大きいのです。今日は、最新調査が示した「中小企業のAI格差」と、人事のAI活用が「採用」から始まっている事実をもとに、社長が踏み出せる最初の一手をお伝えします。

数字で見る、いま起きている「二つの格差」

2026年5月25日、ラグザスが全国のビジネスパーソン3,000名に実施した「企業のAI活用格差調査」が公表されました(同日、日本経済新聞も報じています)。AIツールの導入率は、大企業の64.7%に対し、中小企業(従業員1〜300名)は23.7%と約2.7倍の開き。さらに中小企業の59.0%が「導入予定なし」、地方・地域に絞ると**62.0%が「導入予定なし」**でした。

見えるのは「規模」と「地域」の二つの格差です。裏を返せば、地方ほど周りが様子見の今こそ、一歩踏み出せば差をつけられる。求人票一本、応募者への返信一通にかかる時間が積み重なれば、人を増やせない中小企業ほど「採用では埋められない差」が静かに広がっていきます。

人事のAI活用は、まず「採用」から始まっている

「人事のどこから手をつければ」——そんな社長に道しるべになるデータがあります。米SHRM(米国人材マネジメント協会)の「State of AI in HR 2026」によれば、人事業務でAIを導入済みの組織は39%。業務別では**採用(27%)**が最多で、人事テック(21%)、人材育成(17%)と続きます。人事のAI活用は「採用」から先行しているのです。

採用は、中小企業でも人手と時間がかかる業務の代表格。求人票の作成、応募者のスクリーニング、日程調整、内定やお断りの連絡——どれも繰り返しの定型作業が多く、AIが力を発揮しやすい。なお同調査では、導入企業の87%が業務効率、75%が品質の改善を報告する一方、56%は投資効果を測定していないという指摘もあります。

採用まわりで、社長が今日から試せる最初の一手

採用システムを入れる話ではありません。今ある業務の一部を、AIに「たたき台づくり」から任せるだけで十分です。

1. 求人票・スカウト文のたたき台をつくる

応募が来ない原因の一つは、求人票が「条件の羅列」で候補者に刺さっていないこと。AIに自社の事業や働き方を伝え、「応募したくなる求人票のたたき台を」と頼めば、複数の切り口が出てきます。社長は自社の言葉で整えるだけ。ゼロから書く時間が大きく減ります。

2. 応募者への定例連絡を効率化する

応募受付の返信、日程の案内、お断りの連絡。よく使うひな型をAIに整えてもらい、状況に合わせて少し直して使う。返信が早い会社は、それだけで候補者の印象が良くなります。採用はスピードそのものが武器です。

3. 面接の振り返りメモを整える

面接の「印象」は時間とともに薄れます。面接中の断片的なメモをAIに整理してもらえば、評価のポイントが残り、応募者を比べやすくなる。感覚に頼りがちな採用を「仕組み」に近づける一歩です。

どれも大々的な導入ではありません。社長自身か採用に関わる社員一人が、まず一つの業務で二週間ほど試す。これがノウハウの種になります。専用ツールが負担なら、いま使うExcelやGoogleスプレッドシートの中で直接AIに頼める機能も広がっており、応募者一覧の並べ替えや人件費の計算を日本語で頼めます。

「正確性」「漏洩」「効果測定」の三点だけ最初に決める

導入で失敗する会社は、ここを決めずに始めます。次の三点さえ線引きすれば過度に怖がる必要はありません。

正確性: 合否や評価の最終判断はAIに任せず、必ず人が決める。AIが作るのは求人票も連絡文も評価メモも「たたき台」まで。漏洩: 応募者の個人情報・社員の給与や評価・未公開の経営数字を、どこまで入れてよいか先に決める。「これは入れない」を紙一枚に書くだけで多くの事故は防げます。効果測定: 先のSHRM調査では56%が効果を測定していません。「この業務に今は何時間かかっているか」を始める前にメモするだけで、削れた時間を採用や社員のケアに回せます。

コスト面の追い風——「AI導入補助金」も使える

「本格導入の費用が心配」という社長へ。これまでの「IT導入補助金」が2026年に「デジタル化・AI導入補助金2026」へ名称変更され、生成AIを含むAI搭載ソフト・サービスが補助対象に明記されました。通常枠は補助額5万円〜450万円、補助率は原則2分の1以内(条件により3分の2以内)、締切は年に複数回。自己負担を抑える選択肢があると知っておくだけで判断の幅が広がります。

Before / After ——採用の手間はこう変わる

Before: 求人票はゼロから手書き、応募者への返信は後回し、面接の印象は時間とともに薄れる。「うちには早い」と様子見を続けている

After: 求人票はAIがたたき台を用意、返信は早く丁寧に、面接メモは整理されて比較しやすい。「うまくいくやり方」が型として残り、削れた時間を採用や社員のケアに回せている

やり方が会社に型として残り始めると、人の出入りに振り回されずに採用の質が上がっていきます。

こんな社長に向いています

  • 求人を出しても応募が来ない、採ってもすぐ辞めてしまう
  • 採用や労務を少人数で兼任し、定型業務に時間を取られている
  • AIを使いたいが、人事のどこから始めればいいか分からない
  • 地方の会社で、周りが動いていない今こそ先に差をつけたい

月5万円(税別)で、採用からのAI活用に伴走します

採用の一業務から始め、やり方を型に残し、効果を一つの数字で測る——本業で手一杯の社長が一人でこの順番を設計し切るのは現実的ではありません。

AI CxOは、月5万円(税別)で、人事・採用・組織まわりのAI活用に伴走します。着手する業務の見極めから、求人票や応募者対応への落とし込み、情報の取り扱いルール、効果の測り方まで——人が定着する仕組みや評価制度の話まで含めて、社長と一緒に組み立てます。

まずは試してみたいという社長には、お試し月3万円(税別)もご用意しています。「人が採れない」を「人が集まる仕組み」に変える第一歩を、採用から踏み出しましょう。

参考・出典

経営の悩み、AIで解決しませんか?

無料相談は30分。売り込みは一切しません。

無料で相談する
人が採れない社長へ|AIで採用から始める『最初の一手』と地域格差の話 | AI CxO ブログ